プレゼントイメージ

結婚前のホワイトデーに夫から手作りクッキーをもらいました

わたしたち夫婦は9年前の春に結婚しました。
その2か月前のバレンタインデーにはわたしが彼に手作りの生チョコをプレゼントしました。
彼は、バレンタインデーに女性から手作りのチョコレートをもらったのは初めてだと言ってとても喜んでくれました。
そしてその一か月後のホワイトデーのことです。
遠距離恋愛中だったわたしたちは、月に2回彼が大阪から東京へ、月に1回わたしが東京から大阪へ彼に会いに行っていました。
その日は、彼が東京へやってくる日でした。
彼と東京の街をデートをした後、わたしのマンションまで送ってくれた時に彼がかばんの中から、ガサガサと何かを出しました。
それは大きなクッキーでした。
わたしがバレンタインデーにチョコレートをあげたので、お返しだろうなと思ったのですが、そのクッキーはなんと手作りだったのです。
手作りしたのはもちろん彼でした。
これ、僕が作ったんだけど、と彼が恥ずかしそうに出したそのクッキーはアメリカンチョコチップクッキーといって、とっても甘くてソフトなクッキーでした。
お母さんのレシピを見ながら自分で作ったのだそうです。
彼は、わたしがバレンタインデーで彼に手作りチョコをあげたから、彼もホワイトデーにはわたしに自分の手作りのクッキーをプレゼントしてあげたいと思ってくれたのだそうです。
そのクッキーは今までに食べたことがないくらいおいしいものでしたが、それよりもわたしのことを思ってクッキーを手作りしてくれた彼の気持ちがうれしくてわたしの心はとても温かくなりました。
わたしにとっても、ホワイトデーに手作りのクッキーをくれた人は初めてだったのでとても新鮮でした。
そしてホワイトデーの1か月後、わたしたちは結婚しました。
あの時のクッキーが上手に焼けたのが彼にとって自信につながったのか、彼は結婚してからもしょっちゅうお菓子を焼いてくれるようになりました。
ブラウニーやフォンダンショコラ、ヨーグルトケーキなどです。
彼が頻繁にお菓子を作ってくれるのと、あまりにもおいしくてたくさん食べてしまうのとで、わたしの体重は1年でなんと10キロも太ってしまいました。
夫も体重が増え、二人で幸せ太り中です。
お菓子作りができる夫がいてわたしは本当に幸せ者だと思います。
ホワイトデーがやってくるといつもあのおいしいアメリカンチョコチップクッキーのことを思い出します。

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