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わたしのプロポーズの思い出

わたしたちは京都が好きで、付き合ってから初めての泊まりがけの旅行も京都でした。
そのときは、桜の咲くシーズンで京都は大混雑しており、宿や新幹線の切符を取るのは大変困難な時期でした。
それでも彼は、わたしを喜ばせたいからと何か所も旅行代理店を回って、やっとの思いで宿や新幹線の切符を確保してくれました。
わたしはとてもそれが嬉しかったです。
それからも、紅葉の京都や夏の京都などと何回も一緒に旅行へ行きました。
京都は見所が多く、何回行っても見飽きることがありません。
季節が変われば風景も変わり、同じところでも何回も行きたくなる不思議な街なのです。
そのようにいく度かの旅行や年を重ねて、お互いに結婚を意識するようになりました。
女性は理想のプロポーズのようなもののイメージがあり、思い出に残るプロポーズをしてほしいと願っていることが多いように思います。
けれども男性は恥ずかしがりの人も多く、どのようなプロポーズをしたら良いのかわからない、というケースが多いようです。
彼も恥ずかしがりだったので、とても海外のサプライズのようなことは期待できません。
けれども一生に一度のことですので、わたしとしてはどのようなプロポーズが良いか希望は伝えていました。
彼は彼なりにいろいろ考えていたようですが、なかなかその日はやってきませんでした。
ある年、わたしの誕生日は春なのですがその日に合わせて京都の桜を観に出かけたことがあります。
ホテルからは桜、月、山ときれいな景色が見える風情のある場所で、お部屋も良いところでした。
女性としてはいよいよかな、と期待するところですが何事も無く旅行を終えてしまいました。
それでも催促するのも気が引けて、日々が過ぎるままになっていたところ、次の年の春にまた京都へ旅行することになったのです。
前回の旅行では何も無かったので、特に何も期待していませんでした。
山の上にあるホテルでフレンチを食べて、その後山からの夜景を見にドライブに出かけることにしました。
途中夜景の見えるところで車を停めて、写真を撮ることにしました。
そしてそこで、待ちに待ったプロポーズを受けたのです。
二人の大好きで、思い出の沢山ある京都だったのでとても感動しました。

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