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全然ロマンチックじゃなかったけれどわたしには最高のプロポーズです

二十歳から八年間付き合っていた彼氏がいました。
過去形なのは今は旦那だからです。
その八年の間にも二回別れ話を私から出しました。
最初は二十四歳の時です。
煮え切らない旦那の態度にあきれてです。
その時はまだ私も若かったのでもうちょっと待ってみようと思い、よりを戻しましたが、二十六歳の時に私のほうから「もうそろそろ結婚したい」とにハッキリ言いました。
それでも旦那は「うーん」とか「まだ早い」とかいい返事をくれません。
あまりにも煮え切らないので私も腹が立って「しばらく会いません」と私の方から別れを切り出しました。
自分の家族にもそのことを伝えました。
家族は「優しい人なんだからもうちょっと待てば」と言われましたが、私も自分から二回も言っていたこともあり意地になっている所もありました。
その後、一年くらいが過ぎました。
私はすっかり忘れたとはいいませんが、それなりに泣いて、ふっきれて、次のことを考えていました。
思い切って結婚相談所にでも行こうかとも思っていました。
ところが、家族の所に別れた彼氏から電話がかかってきたと聞かされ、びっくりしました。
なんで、私の携帯電話じゃないんだとも思いました。
慌てて自分の携帯電話からかけ直すと一緒に来て欲しい所があるとのことでした。
来て欲しい所とは新しいマンションでした。
旦那一人では広すぎるくらいのマンションで、「買ったの」と聞いても、「うーん」と相変わらずの返事です。
そしてふと、机を見るとサイン済みの婚姻届けがあり、気付いた私に「いままでごめん。
結婚してください。」と、突然のことで言葉がでませんでした。
すると、「マンション買ってから正式に言おうと思っていた。俺には君しかいない。」と私はもうなにがなんだか訳が分からず、勝手に涙がでてきて、「お願いします。」しか、言えませんでした。
その後は、今まで煮え切らない態度ではなく、旦那、自ら結納、式、引っ越しと進めてくれて、前とは立場が逆転しました。
今では私が決められないときは相談して旦那に決めてもらいます。
あまりしゃべらない旦那だけど、全然、ロマンチックなプロポーズじゃなかったけれど、私には最高のプロポーズの思い出です。

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