プレゼントイメージ

彼がレストランを貸し切って、プロポーズしてくれました

ずっと行きたい憧れのレストランがあり、ずっと前に私の誕生日に行きたいと彼にわがままを言ったのですが、やんわり却下されました。
そこは洋館を改装したような素敵なフレンチレストランで、照明は敢えてキャンドルだけにしてあり、フランスの田舎の家庭料理を出すような店でした。
彼の却下の理由は、「お洒落すぎて恥ずかしい。」でした。
彼には特に不満は無かったのですが、唯一不満な点は、女性が好むようなお店になかなか行きたがらない事でした。
彼は男ばかりの3人兄弟です。
私と付き合う前は、ラーメン屋・牛丼屋・大盛りの定食屋の3軒にローテーションで訪れるといった感じで、質より量、腹いっぱいになればいいという感じでした。
おのずからデートも男っぽい感じになり、野球観戦やラグビー観戦、キャンプなどのアウトドア、山登りなど・・私にはあんまり興味が湧かない内容です。
とはいえ、彼はとても優しい人柄ですので、そこに惹かれて付き合ってきました。
捨て犬をほっとけず、拾って育てているうちに、実家の飼い犬が5匹になってしまったという、そんな人です。
そんなこんなで彼と付き合って3年が経ちましたが、まわりの友人もどんどん結婚していき、私達もそろそろかなという話になっていました。
そんなある日、私の誕生日に、彼からこんな誘いがありました。
「クラシックのコンサートのタダ券をもらったから、お洒落をして来てよ。」と言うのです。
去年の誕生日は居酒屋だったのに、人からもらったとはいえ、何だか笑っちゃうなと思いました。
コンサートが終わって、予約していたお店に行こうと言うので行ってみると、私がずっと行きたかったあのレストランでした。
すると、何と、貸し切りだったのです。
コースの食事が終わって、最後にデザートが出るという時になって、彼は突然婚約指輪を出し、「結婚して下さい。」と言いました。
半泣きしながら「はい。」と言うと、クラッカーが鳴って、店員さんがいっせいに拍手しました。
出てきたデザートには、大きなチョコレートで作ったハートが乗っていました。
本当に何が何やらわからず、ただ嬉しいばかりでした。
あんなに女子の気持ちがわかっていないなあと思っていた彼が、最高のプロポーズをしてくれるなんて、私は幸せ者です。

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