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私が受けたプロポーズについて

私が2歳になったばかりのときに、父は病気で亡くなりました。
それからは一つ上の兄と私を母が女手一つで育ててくれました。
今はシングルマザーとか言われ、母子家庭も珍しくはなくなりましたが、私が子供のころはまだ珍しく、母も大変苦労したとのことです。
ずっと苦労していた母を見ていたので、結婚するなら母のことを大切にしてくれる人がいいと思っていました。
同居しなくても、ちょこちょこ母のところを出入りさせてもらえて、母への気遣いもできる、優しい人… それはずっと近くにいる人でした。
入社してから何年も私のよき相談相手だった人。
何年も何年も仲のいい友達という「友達以上恋人未満」の彼と、偶然が重なってなのか、必然だったのか、恋人になり、あれよあれよというまに結婚することになりました。
付き合いだしたころから、母のことを思ってくれ、自然とお互い結婚することを考えていました。
しかし、プロポーズはなくて。
そんなある日、一人暮らしをする彼の家で、私の手作りケーキで彼の誕生日をお祝いしていたところ、「結婚しよう」と言われました。
結婚する意志は固まっていたし、実際話は進んでいたのですが、ちゃんと伝えてくれました。
私はもともと、プロポーズをされるなら、家がいいと思っていました。
なぜなら、どんなにキレイな夜景を前にするよりも、どんなに素敵なサプライズを用意してくれるよりも、家でまったりしているときに、「ああこういう温かい時間をずっと過ごしていきたいなあ」と思えるほうが良いからです。
母は結婚について、喜んでいるようでしたが、それよりも私が嫁いでいくということがさみしいようで、少し元気のない日もありましたが、今はちょこちょこ帰っているので喜ばれています。
これからいつになるかわかりませんが、私たちに子供が生まれれば、もっともっとおばあちゃんの出番は出てくると思っているので、にぎやかになるよと思っています。
プロポーズされてからもうすぐ二年。
お母さんみたいに、優しく、しかし力強くなれればなあと思いつつも、いまだに甘えてばかりのダメな娘です。
でも、きっと二人で支えあっていけば、きっとしっかりしたお母さんになれるのではないかと思う今日この頃です。

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