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彼女へのプロポーズに、こんな演出をしました

彼女と付き合って約7年、結婚のタイミングを逃していました。
男の方はなかなか重い腰が上がらないものなのです。
ですが彼女の友人達は次々に結婚が決まっているらしく、彼女は「今月は結婚式が2件で、来月も1件あるの。」と羨ましそうに話をします。
私もそろそろかなと思ってはいましたが、いま一つきっかけが無いのです。
そうこうしているうち、彼女が元彼からよりを戻して欲しいと告白を受けたとの話を聞きました。
大学の同窓会があって、元彼と会った時に、みんなが居る居酒屋の隅でぼそっと言われたそうです。
私は、何故そんなみんなが飲んでいるような場所で、そんな大事な事を言うのだと憤慨しました。
ですが、考えてみれば、先の事も決めずにずるずると付き合っている自分も自分だなと思いました。
そこでいよいよ彼女にプロポーズをする事に決めました。
元彼の話がきっかけになったと思うと悔しいですが、今年はそろそろプロポーズしたいと思っていたのは事実です。
普段の記念日にはとくに演出などしない私ですが、ここは少しくらい演出をしようと思いました。
婚約指輪を誕生日のケーキの中に埋め込んでという話を聞いた事がありますが、彼女が飲みこんでしまったらシャレになりません・・。
それにそんな露骨な演出は向いていません。
いろいろ考えましたが、とにかく非日常の世界でプロポーズしようと思い、登山に誘う事にしました。
女性の中には「登山・・・」とテンションが下がる方も居ると思いますが、山から見る朝焼けは身も心もすがすがしくしてくれますし、プロポーズに最適な緊張感をくれると思います。
前日は山小屋で宿泊し、白嶺美しい山に朝焼けに合わせて登り、日の出と同時に婚約指輪を渡すことにしました。
さて当日、日の出少し前に山頂に着きました。
ごそごそとリュックの中から指輪を右手でつかみ、日の出と同時に渡すのですが、思った以上にどきどきしました。
そして、朝日が雪を金色に染めはじめた頃、「結婚して下さい。」と指輪のケースを開けました。
この強硬な登山に始終ご機嫌ななめだった彼女は、驚いて「あっ、はい。」と言ったまま固まってしまいました。
彼女の指に嵌めた指輪は、最高にきらきらと光っていて、彼女の涙も一緒にきらきらと光っていました。

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