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今でも思い出に残る卒業祝い

卒業祝いは色んな形があります。
品物から現金まで色んな形で頂くケースがありますが、私が40年以上経っても忘れられない卒業祝いがあります。
中学の卒業祝いに担任の先生から頂いたお祝いはユーモアにとんでいて、決して忘れることがない贈り物でした。
卒業式の当日、担任の先生からいきなり言われた事が、生徒一発ずつ竹刀で先生のお尻を叩かせてくれるというものです。
実は担任は体育の教師で生徒が悪いことをしたときなどは竹刀でお尻を叩かれました。
今まで散々生徒のお尻を叩いてきたけど、これからは1つ成長して大人になるのでその気持ちをこめて先生のお尻を竹刀でたたきなさいということです。
40人の生徒1人1人から竹刀でお尻を叩かれて先生も最後は悲鳴を上げていましたが、生徒1人1人は涙を流しながら思いを込めて叩かせて頂きました。
あの時の事は40年以上経っても鮮明に覚えていますし、自分の恩師の中でも1番思い出に残っています。
その後も何か辛いことがあればあの時の事が思い出されます。
形の残らないお祝いでも何十年も心の中に残るお祝いは素敵です。
お金を出せば何でも買える世の中ですが、このような体験はなかなかできるものではありません。
お金を出しても買える体験ではありませんし、私がこの恩師の生徒だったから得ることのできた体験です。
これは人と人との出会いでもありますし、とても大切な出会いだったと感じています。
今でもその恩師の顔ははっきり覚えていますし、今どうしていらっしゃるのか気になる存在でもあります。
今から考えると私の進路の事を1番真剣に考えて下さった先生でした。
その後は私が引越しをしたりで恩師とのつながりはありませんが、きっとこれからもわたしの記憶の中にしっかりと生き続けていくことでしょう。
中学3年間の楽しかった事や辛かった事など色んな思い出がこの卒業祝いに凝縮されています。
私の子供があの頃の私と同じ位の年齢に近づき、卒業の際にこの話をしてあげたいと思います。
そしてできれば同じような経験を子供たちができれば良い卒業祝いの思いでになるのではと思います。
たった一言でも忘れられない言葉や体験はその後の人生にも大きな影響を与えます。

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