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私の彼氏に対する想いに気付いた瞬間と告白まで

私の彼氏は今でこそ別々に働いていますが、1年前は同じ勤務先、同じ売り場で働いていたアルバイトでした。
お互いアルバイトで、私がアルバイトを始めるよりずっと前にその売り場にいた先輩でもあり、同い年の良き理解者でもありました。
私が彼を意識しだしたのは2年前の冬、出会ってから4年ほどたったころです。
特に何か惹かれるような大きなきっかけでもあったわけではないのですが、彼が出勤してくる際にお互い目が合い、手を振りあったときに不意に胸の高鳴りを感じたのに疑問を感じたのが始まりだったように思います。
自分の気持ちに気付いてから告白に至るまでは全然時間を要しませんでした。
私自身が悶々と考えたり、駆け引きをするのが苦手なタイプでもあり、何かしらアクションを起こせば何かついてくるだろうという考え、たとえ失敗したとしても、私自身は何も変化しないだろうという思いもありました。
保身的な部分をあえて挙げるとするならば、気づいたばかりの小さな気持ちであれば、大きく実ってしまった想いよりも傷つかずに済むだろうという思いもあったと思います。
告白当日、舞台に選んだのは色気も雰囲気も何もかもない売り場のカウンター内でした。
私の働いている売り場はいつも2人1組で仕事をしており、その日は彼と一緒にシフトに入っていたのです。
普段通り仕事の合間の談笑で、ふと会話が途切れる瞬間がありました。
私は「今だ」と思い、「彼女って今いるんだっけ」と問いかけました。
勿論いないことは承知しているにもかかわらずです。
私の予定ではここでそんな問いかけをした理由を聞かれるはずでした。
しかし彼は「いないよー」と言ったきり、特に質問を返してはくれなかったのです。
私は一瞬固まりました。
どうしようという焦りと、言いたいという気持ちが混ざり合って心臓の音が耳まで届くようでした。
予定通りであればきっと口からするりと「好き」という言葉が出てきたのだと思います。
でもそれはかなわず、精一杯の勇気でを振り絞って出てきた言葉は「じゃあ……付き合おっか」というもの。
彼の顔を見ることができませんでした。
「えっ。……えっ」という声が聞こえたので、恐らくびっくりはしていたのだと思います。
返事の前にお客さんがレジに商品を持ってきたので、彼は焦ってレジ対応をしていました。
その際に出たおつりの500円玉を彼が落としたのを見て、思わず胸の奥がほわっと暖かくなったのがいまだに忘れられません。
レジ対応後、「いいよ」という短い返事がありました。
私の恋は実ったのです。
あれからもうすぐ2年がたちます。
特に大きな喧嘩もなく、お互い支え合うようなそんな恋人同士でとても幸せです。

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