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60回目の私の誕生日

私は、先日還暦を迎えました。
現在私は妻と2人で暮らしていますがここ数年の誕生日は妻と3人いる娘のうちの一番下の娘が祝ってくれていました。
私自身もこの年になるとあまり誕生日は、感動的なものではありませんが毎年祝ってもらっているのでそれなりに近くなると意識はしていました。
特に今年は還暦ということでいつも祝ってくれている下の娘がお父さんなにか欲しいものはあるとか聞いてくれるので私自身もその気になったりしていました。
そんな中私には、本当に欲しいものというか会いたい人物がいました。
それは、残り2人の娘です。
長女の方は、大学時代から海外に興味を持ち今は国外で生活していて、もう何年も会っていません。
最近会ったのは孫が生まれたときでそれ以来は会っていないのです。
次に次女ですが、次女は彼女が高校を卒業してからもう14年会っていません。
会っていないのには理由があります。
それは、当時娘は高校生ながら妊娠して当時交際していた男性と結婚すると言ってきたのです。
私は当然ながら大反対して結婚・出産するなら勘当すると言ったところ娘は家を出ていきました。
残りの数か月の高校生活も退学してしまい、私とは完全に絶縁状態となってしまいました。
私は、今となり当時の私の対応についてとても後悔しています。
当時の娘は恐らく不安でいっぱいだったでしょう。
しかし、仕事を理由にあまり家にいなかった私なのにそこでも父親らしいことが出来なかった私に、長女も次女も半ば三くだり半を付けた形になったのでしょう。
しかし、下の娘にはそんなことは言えませんでした。
そして、私の誕生日当日、還暦祝いを一緒に行なってくれるということで会場を用意してくれていましたので私は、妻とそこに行くことにしました。
会場について私は、目を疑いました。
海外に住んでいるはずの長女と長く絶縁状態だった次女が来てくれていたのです。
特に次女は目に大粒の涙をためて私に「お父さん長い間心配かけてごめんね。わがまま言ってごめんね。」と声をかけてくれました。
私は、張りつめていたものがはじけ、娘以上に大粒の涙を床に落としながら次女に手をついて謝罪しました。
また長女も私の還暦祝いと言うことで彼女が今日のこの会を考えてくれたということで私にありがとうと声をかけてくれました。
私は60回目で初めて誕生日に涙しました。
とても嬉しい記念日になりました。

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