プレゼントイメージ

還暦祝いにはその後の生活を楽しめる物を

私には義理の父がいます。
私自身は、子どもの頃に両親が離婚していて母に育てられたので、父の記憶がありませんでした。
結婚する前によく主人の家に遊びに行っていたのですが、主人の父は単身赴任していていつ遊びに行っても、家にはいませんでした。
主人と付き合って初めてのお正月を迎える時に、単身赴任している主人の父が帰省するということで初めて対面することになりました。
私は、『父親』という存在にどのように接すれば良いのかよくわからず、主人の母に相談すると、『愛想はあまり良くない人だけれど、挨拶さえしっかりすれば大丈夫よ』とアドバイスをされました。
そして迎えた初対面の日、私はすっかり緊張していましたがアドバイス通り最初の挨拶はきちんとすることができました。
お互いにあまり会話を交わすことはありませんでしたが、間に主人や主人の家族を通して何とか付き合っていきました。
私たちが結婚することが決まり、私の家族と主人の家族が顔を合わせることになりました。
その時に、主人の父は私の母に『うちにも娘がいるので、気持ちはよくわかります。自分の娘として大事にします。』と言ってくれたのが、とても嬉しかったです。
そして、結婚式や新婚旅行にかかる費用は全て義理の父が負担してくれました。
それから数年経ち、義理の父は還暦を迎えました。
主人と相談して、還暦のお祝いに食事会を開くのと何かプレゼントを贈ろうということになりました。
食事会の場所に選んだのは、高級日本料理店です。
せっかくの還暦祝いなのだし、これまでお世話になってきたので奮発しました。
プレゼントにはDIYが趣味ということだったので、電動工具のセットを準備しました。
主人がDIYアドバイザーの資格を持っていたのが幸いしました。
食事会ではお酒が進み、義理の父をはじめその場にいた皆がとても楽しく過ごすことができ、私もとても嬉しかったです。
その後、主人の家に遊びに行くと、私たちがプレゼントした工具を使って義理の父が趣味に精を出していました。
その姿はとても楽しそうで、まるで少年のようでした。
これまで何十年も仕事をしてきて、子どもが自立するまでは色々なことを我慢してきたと思います。
還暦を迎え、定年退職した義理の父には好きなことを思い切りやってほしいです。

Copyright(c) 2011 present.com All Rights Reserved.