プレゼントイメージ

プレゼントを贈ってよかったと思った時

私は一人娘を持つ父親です。
娘も早いもので23歳になりました。
私の中ではまだ幼稚園児になったばかりの娘の姿が頭に浮かんできます。
お恥ずかしい話なんですがあの当時はまだ、私も若く会社の帰りに毎日パチンコに出かけ、土曜日、日曜日には競馬に明け暮れる生活をしていました。
勝てるわけもなく、妻や娘にはとてもひもじい思いをさせていたと思います。
そんなある日の娘の4歳の誕生日の日のことですが、いつものようにパチンコに行っていたのですがふと娘の誕生日のことを思い出しました、この時も負けが込んでおり、今でも忘れませんが財布の中に1000円札1枚だけ残っておりました。
最後の1000円で娘にプレゼントでも買おうとおもちゃ屋にいきました。
1000円で買えるものは少なく、悩みに悩んだ結果娘が前からほしがっていると妻に言われていた大きいクマのぬいぐるみを買うことにしました。
そんなに高いものではないと思っていたのですが、1000円で買えるわけもありませんでした。
とりあえず決して大きいとはいえないクマのぬいぐるみを買って帰りました。
家で娘にプレゼントを渡すととても喜んでくれました。
あの時の顔は今でも心に残っています。
また、自分は何をしているんだろうと思いました。
家計を必死で支えてくれていた妻にとても申し訳ないと思い始め、きっぱりギャンブルも止めることができました。
仕事が休みの日には家族で遊びに行ったり、旅行に行ったりして楽しい思い出を作ってきました。
そんな人生を歩んできて娘も23歳になり当時の私と同い年でよい相手と出会い結婚です。
月日は早いものだと改めて思いました。
そんな娘の引越しの手伝いをしているときにふと娘の寝ているベットのほうを見ると娘が4歳のときにプレゼントしたクマのぬいぐるみが帽子や服を着て当時と変わらぬ状態で大事そうにおいてありました。
20年近くも大事にされているのを見たときは本当に泣きそうになりました。
本当にプレゼントっていいものですね。
今月は娘の結婚式ですが心にのこるプレゼントをぜひ贈りたいと思っています。
23歳の娘ですが、今度はしっかりとしたとても大きいクマのぬいぐるみを贈りたいと思っています。

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